Fラン大学出身の歯科医師たわごと

2014年春から研究生活のため院進学。研修で指導医にいじめ、暴力、放置、さまざまなパワハラを受け過度のストレスで休止一歩手前でしたが、なんとか修了。生きてて良かった。歯科医師。(国家試験106回合格、2014年歯科臨床研修修了)

自分が自分らしく生きていける道

先月末、やっと研修修了しました。

もう嬉しくて、ほっとしたし、あの医局から離れることができてせいせいしました。

生涯、二度と関わることのない病院として、ブラックリストに墓場まで持っていきます。指導医にもボスにも修了式後には一切、顔も合わせませんでした。

僕とおなじく3月末で退職する職員がいるのに、僕はその人のための”お別れ会”の準備をやらされたりしました。その送別会のお金の工面や料理の用意、お別れ会のセッティング、皿洗いから食料調達、記念品まで僕は5万くらい払わされました。

僕も、3月末でいなくなるんですが、僕の送別会はありません。誰もが分かっている事なので、(一部、なぜ、僕だけが送別会をされないのかと顔色を変えてくれる先生もいましたが、パワハラ指導医の前では保身のためになにも言いません)特にしてほしいわけでもないんですが、僕は自分ではなく、医局の別の事務員のための送別会の準備をするのが臨床研修の最後の仕事でした。

 

まあ、こういう環境だったってことです。

 

それで、色々ありましたし、苦難も苦痛も、なにもかも起きました。

ヘルペス帯状疱疹や胃腸疾患も併発して入院もしました。

研修中断までおいやられて正常な精神状態になれなかったこともありましたが、生きててよかったなっていま思ってます。

命がまだ、あってよかった。

 

研修先は慎重に選んだんですがどうしても科の選択であぶれてしまい、希望以外の医局にいったことで、僕は1年を棒に振りました。

でも、研修修了証はもらえました。

こんな糞みたいな研修制度はいりません。

廃止でいいですね。

 

僕は春から研究のために大学院でもっとたくさんのことを学んでいきます。

もっと前にすすみ、命を捨てずに生きてよかったって実感をつかみたいと思います。

これからも、やばい状況や困難はあるでしょう。

制度や規約にしばられ苦境に立つこともおおいでしょう。

ですが、自分ができることをひとつひとつこなして、死なずに済む方法で生きていきたいと思います。

歯医者をやめずにすむ方法を今、選択したんです。

前の組織はもうまったく手を切って、僕はいわゆる学歴ロンダになりましたが、

 

やれることを地味にやっていきます。